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プラセンタ

プラセンタ療法について

大阪市旭区 高殿 みよし医院 内科・アレルギー科・泌尿器科・リハビリ科

〜自然治癒力を引き出し、体の内側から整える〜

プラセンタとは、胎盤から抽出された有効成分を活用した注射薬です。赤ちゃんを育てる役割を持つ胎盤には、細胞の成長や回復をサポートする栄養素が豊富に含まれています。

日本では1956年より、厚生労働省により肝機能障害や更年期障害への治療薬として認可されており、現在も医療機関で広く使用されています。近年では美容や健康維持の観点からも注目され、自由診療の選択肢として関心が高まっています。

治療の流れ

プラセンタ注射は、1回あたり2mlを皮下注射するシンプルな治療です。効果を実感いただくためには、週に1〜2回のペースで数回継続していただくことをおすすめします。
治療初期は週2回、その後、症状の改善や体調に応じて週1回程度の維持注射に移行するケースが一般的です。

プラセンタは即効性というよりも、体の内側からじわじわと働きかけ、体調全体を底上げしていくような作用が特徴です。慢性的なお悩みや「体質だから…」と諦めていた症状にも、新たな選択肢となる可能性があります。


プラセンタの主な効果

以下のような幅広い作用が報告されています。

1. 美肌効果

血行とリンパの流れを促し、皮膚のコラーゲン産生を助けます。注射を続けることで、肌にうるおいとハリが戻り、翌日のメイクのりが良くなると感じる方もいらっしゃいます。

2. ホルモンバランスの調整

女性ホルモンのバランスを整える働きがあり、生理痛、PMS、更年期症状に対しても効果が期待できます。

3. 抗酸化作用

老化や病気の原因とされる「活性酸素」の働きを抑え、体を内側から守ります。

4. アレルギー体質の改善

花粉症やアトピー性皮膚炎など、アレルギーによる症状の緩和にも用いられています。週1〜2回の点滴が効果的とされています。

5. 血行促進

肩こり、腰痛、冷え性などの改善に。注射後、血流が促されてすぐに楽になる方もいらっしゃいます。

6. 抗疲労作用

「疲れにくくなった」「疲れが残りにくい」と感じる方も多く、慢性疲労や体力低下が気になる方におすすめです。

7. 自然治癒力の向上

免疫力や細胞修復力を高め、体全体のコンディションを整えるサポートになります。

8. 肝機能の改善

肝臓の解毒作用を助けることで、疲れにくくなり、肌の調子も整いやすくなるなどのデトックス効果が期待されます。


プラセンタで効果が期待できる主な症状・疾患

産婦人科領域
更年期障害、生理痛、乳汁分泌不全など

肝臓疾患
ウイルス性・アルコール性肝炎、肝硬変 など

自己免疫疾患
関節リウマチ など

整形外科領域
肩こり、腰痛、ひざの痛み など

皮膚疾患
湿疹、乾癬、しみ、そばかす、しわ、たるみ、にきび など

アレルギー疾患
アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息 など

その他
慢性疲労、冷え性、虚弱体質、便秘、病中病後の回復、風邪予防、強壮・強精など


副作用について

プラセンタは比較的安全性の高い製剤とされていますが、以下のような副作用が報告されています。気になる症状がある場合は、必ず医師へご相談ください。

  • 注射部位の痛み・硬結

  • 発疹、かゆみ、発熱などの過敏症反応

  • 頭痛

  • 肝機能値(AST・ALT)の上昇

  • 稀にアレルギー反応やショック症状

ヒト由来の製剤のため、投与後は献血ができなくなる点もご説明しております。

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