ビタミン注射
ビタミン注射(高濃度ビタミンC注射)
大阪市旭区 高殿 みよし医院 内科・アレルギー科・泌尿器科・リハビリ科
― 体の中からキレイと元気を ―
高濃度ビタミンC注射は、食事やサプリメントでは摂取しきれない量のビタミンCを、直接血管へ投与する治療法です。
免疫力の向上、美肌効果、疲労回復などを目的として、多くの方に取り入れられています。
ビタミンCは水溶性ビタミンのため、経口摂取では吸収に限界があり、余剰分は尿として排出されてしまいます。注射によって高濃度のビタミンCを短時間で血中に取り入れることで、全身の細胞へダイレクトに届けることが可能となります。
ビタミンCが不足すると…
ビタミンCは、コラーゲンの生成促進・肌や粘膜の健康維持・抗酸化作用などに関わる重要な栄養素です。
しかし、人の体はビタミンCを自ら作り出すことができないため、日々の食事などで補う必要があります。不足が続くと、次のような不調が現れることがあります:
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疲れやすくなる
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食欲不振
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風邪をひきやすくなる
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シミ・たるみなどの肌トラブルが出やすくなる
不足が気になる方、普段の食生活に不安がある方には、注射による効率的な補給がおすすめです。
主な効果とメリット
● 美白・肌トラブルの改善
コラーゲンの生成を促し、シミ・くすみ・ニキビの改善に働きかけます。
内側から透明感のある肌へ導きます。
● 強力な抗酸化作用
老化や疾患の一因となる活性酸素を除去する力に優れており、エイジングケアとしても注目されています。
● 動脈硬化の予防
血中脂質の酸化を抑える働きにより、動脈硬化のリスクを軽減。
脳卒中や心筋梗塞といった重篤な病気の予防にもつながります。
● ミネラル吸収のサポート
鉄分・カルシウムなどの吸収を助け、貧血予防や骨の健康維持、筋肉・神経のバランス調整にも役立ちます。
注意点・デメリットについて
● 注射時の痛み
針を刺す際に多少の痛みを伴います。当院では極細の注射針を使用し、患者様に安心して受けていただけるよう配慮しています。
● 稀な副作用
ごくまれに、口の渇き・吐き気・胃の不快感といった副作用が見られることがありますが、通常は一時的です。
施術後は体調を確認し、安全を確保したうえでご帰宅いただいております。
● G6PD欠損症の方は不可
「G6PD欠損症」という遺伝性疾患をお持ちの方は、ビタミンCの注射ができません。
未診断の方には、事前に検査を行ってから治療をご案内いたします。
「効果がない」と感じる理由とは?
● 個人差があるため
効果の現れ方や持続時間には個人差があります。「思ったより実感がない」と感じる場合も、まずは医師と相談し、適切な頻度や治療法を見極めていくことが大切です。
● 生活習慣との相乗効果が必要
治療を受けただけで安心し、睡眠不足・偏った食事・運動不足などが続いてしまうと、せっかくのビタミン注射の効果も十分に発揮されません。
注射はあくまで補助的な役割です。生活習慣を整えることで、よりはっきりと効果を実感できるようになります。
ビタミンCは、美容だけでなく健康維持にとっても欠かせない栄養素です。
「なんとなく調子が上がらない」「肌の調子が不安定」そんな時は、体の内側から整えるビタミン注射をぜひお試しください。
大阪市旭区みよし医院では、事前に医師が丁寧にご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。